人材開発支援助成金(教育訓練休暇付与コース)とはどんな助成金?
人材開発支援助成金(教育訓練休暇付与コース)とは、社員の自主的なスキルアップを促すことを目的に、有給による休暇制度を導入し、実際にその制度を利用し、研修を受けに行った場合に支給される助成金です。なお、次のような最低基準がありますのでご注意願います。
- 雇用保険の被保険者が100人未満の場合は1人に対し5日、100人以上の場合は5人に対し1人当たり5日与えること
- 期間の初日から1年につき、最低1人は休暇を取得していること
こんな会社におすすめです。
- 社員研修に積極的な会社
- 社内で研修を行うのが難しいと考えている会社
助成金額はいくら?
通常の助成金額 | 生産性要件を満たした場合 |
300,000円 | 360,000円 |
助成金をもらうための手順は?
1.就業規則の作成・見直し
↓
2.制度導入・適用計画届の提出
↓
3.就業規則を監督署へ届け出る・運用の開始
↓
4.休暇の付与
↓
5.制度導入日から3年が経過
↓
6.支給申請
↓
7.支給決定
助成金の申請に必要な書類は?
(1)訓練計画届提出時
- 制度導入・適用計画届
- 登記簿謄本・事業所確認票
- 対象者の雇用契約書
- 就業規則(セルフキャリアドック制度導入による割増を希望するとき)
- 事前確認書
(2)支給申請時
- 支給申請書
- 支給要件確認申立書
- 支払方法・受取人住所届
- 就業規則
- 教育訓練休暇等実施状況報告書
- 雇用契約書
- 出勤簿・タイムカード
- 賃金台帳
- 訓練カリキュラム、受講案内
- 修了証等
- その他
申請を委託する場合の費用
(1)就業規則を作成する場合
就業規則作成費用(助成金申請費用込み) | |
顧問契約がある場合 | 20万円 |
顧問契約がない場合 | 25万円 |
(2)就業規則を見直す場合
就業規則見直し費用(助成金申請費用込み) | |
顧問契約がある場合 | 10万円 |
顧問契約がない場合 | 15万円 |