パートなどがいる会社に使える助成金 研修の実施に使える助成金

人材開発支援助成金(特別育成訓練コース・有期実習型訓練)

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人材開発支援助成金(特別育成訓練コース・有期実習型訓練)とはどんな助成金?

人材開発支援助成金(特別支援コース・有期実習型訓練)とは、契約社員やパート・アルバイトの者に対しOFF-JTとOJTを組み合わせた研修を受けさせ、終了後、給与のアップ、正社員への転換などを行った会社に対し支給される助成金です。

こんな会社におすすめです。

  • パート・アルバイトの中に正社員等にしたいという人がいる会社
  • 正社員などにする前に少し研修等をしたいと思っている会社

助成金額はいくら?

(1)経費に対する助成

研修にかかった費用の額に(表1)の率をかけた額(ただし、(表2)記の金額が上限となります。)

研修後に正社員にした場合 研修後も正社員にしなかった場合
通常 生産性要件を満たす場合 通常 生産性要件を満たす場合
70% 100% 60% 75%

(表2)上限額 *1人当たりの金額

研修の時間 上限額
100時間未満 15万円
100時間以上200時間未満 30万円
200時間以上 50万円
(2)給与に対する助成
通常の助成金額 生産性要件を満たした場合
OJTの訓練 10万円(一括) 13万円(一括)
OFF-JTの訓練 760円/時間 960円/時間

助成金をもらうための手順は?

1.実習型訓練のカリキュラムの検討・作成

2.キャリアコンサルティングの実施(通常)

3.訓練計画届の提出

2’ キャリアコンサルティングの実施(新入社員の場合)

4.研修の開始

5.訓練開始届の提出(開始後1か月以内に)

6.研修の終了

7.支給申請

8.支給決定

助成金の申請に必要な書類は?

(1)訓練計画届提出時
  • 訓練計画届
  • 登記簿謄本・事業所確認票
  • ジョブカード様式3-3-1-1(写し)
  • 訓練カリキュラム(様式第1-2号 別添1)
  • 訓練カリキュラム(様式第1-2号 別添2)
  • OFF-JTの講師要件を確認する書類
  • 受講者の雇用契約書
  • ジョブカード(様式1、様式2、様式3-1、様式3-2)の写し
  • その他
(2)支給申請時
  • 支給申請書
  • 支給要件確認申立書
  • 支払方法・受取人住所届
  • 訓練コース内訳
  • 賃金助成及び実施助成の内訳
  • 経費助成の内訳
  • 訓練実施状況報告書
  • 出勤簿・タイムカード
  • 賃金台帳
  • 研修費用に関する領収書、通帳の写し、振込通知書
  • ジョブカード3-3-1-1(写し)
  • 派遣元事業主による派遣労働者に対する訓練の受講に関する申立書(派遣元の会社が申請する場合)
  • その他

申請を委託する場合の費用

金額
顧問契約がある場合 助成金の10%(ただし、最低金額10,000円)
顧問契約がない場合 助成金の20%(ただし、最低金額10,000円)

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