時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)とはどんな助成金?
時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)とは勤務間インターバル制度(終業時刻から次の日の始業時刻まで一定時間の間隔をとる制度)の導入のため専門家によるコンサルティングや設備機械の導入を行い、実際に成果を上げた会社に対し支給される助成金です。
こんな会社におすすめです。
- 2交代制のシフト制を導入している会社
- 人手不足で、終業時刻から次の始業時刻までの間隔が極端に短い状態の会社
助成金額はいくら?
(1)助成金額
かかった経費×3/4
ただし、設備機械の導入費の合計が30万円を超える場合は
かかった経費×4/5
(2)上限額
新規導入の場合 | 適用範囲の拡大・時間延長の場合 | ||
休息時間数 | 9時間以上11時間未満 | 40万円 | 20万円 |
11時間以上 | 50万円 | 25万円 |
助成金をもらうための手順は?
1.勤務間インターバル制度に関する規定の検討、設備を導入する場合は導入する設備の検討
↓
2.交付申請書の提出(H30.12.3まで)
↓
3.交付の決定
↓
4.機械の購入、就業規則の見直しなど
↓
5.4.にかかった費用の支払い
↓
6.支給申請
↓
7.助成金の入金
申請に必要な書類は?
(1)交付申請時
- 交付申請書
- 事業実施計画
- 就業規則・雇用契約書
- 見積書
(2)支給申請時
- 支給申請書
- 他の補助金の申請書または交付決定通知書(国などから他の補助金を受けている場合)
- 事業実施結果報告書
- 参加者名簿、議事録、会議の写真など(当該制度の導入または設備の導入について話し合いが行われたことがわかる資料)
- 担当者の選任について周知したことがわかる資料(周知文書、メール、社内報、掲示した写真など)
- 事業実施計画の周知についてそのことがわかる資料(周知文書、メール、社内報、掲示した写真など)
- 銀行振込受領書、領収書、請求書など
- 事業を実施したことがわかる資料(設備機械の納品書、36協定など)
申請を委託する場合の費用
顧問契約がある場合 | 顧問契約がない場合 | |
就業規則等の見直し(必要な場合) | 50,000円 | 100,000円 |
助成金の申請費用 | 助成金額×10%-30,000円 | 助成金額×20% |
*就業規則を新規に作成する場合は別途ご連絡願います。